豆知識 - A2017の特徴・加工について

2022.07.07

A2017の特徴・加工について

A2017 特徴・取り扱いについて

ジュラルミンと呼ばれるA2017は、2000系(Cu-Mg系)に分類されるアルミ合金です。

2000系アルミ合金は、主成分としてアルミニウムに銅とマグネシウムが添加されており、2000系や7000系といった強度が強いアルミ合金は、添加成分では銅を多く含有することにより強度が高いという性質を持ち合わせております。

 

強度が高いのが最大の強みの反面、耐食性や応力腐食割れ性といった点が使用環境によってはNGとなる場合があります。

強度を求めて耐食性を求めない使用環境ではA2017、耐食性を求めつつ、ある程度の強度が必要な場合は他アルミ合金のA5052やA6061をオススメします。

A5052のコラムは コチラ >

A6061のコラムは コチラ >

 

ジュラルミンと呼ばれ熱処理合金のためA5052より価格は高いですが、弊社は極厚板と呼ばれる板厚150mmまで在庫販売しておりますので、納期面でお困りの場合は都度お問い合わせお待ちしております。

主な用途、機械部品全般、各種構造材、自動車用部材、航空機用部品、油圧部品等

A2017の特徴・加工について

弊社2017 加工のご紹介

A2017の切削性に関して強度がある分、反りやすい点が注意点としてよく挙げられます。

ジュラルミン加工を嫌がられてお困りの場合は、当社は切断~機械加工まで一貫して承っておりますのでご相談ください。

 

弊社では板厚3mm以上の厚板・極厚板と呼ばれるA2017材料のサイズを多く取り揃えております。

板厚3~150mm 株式会社UACJ 製品

と幅広く在庫し、定尺品より各種切り売りが可能です。

 

切断加工は通常切断はもちろん、フライスより精度を求めない場合は弊社保有の精密切断(Mカット+)を要望に合わせ大小サイズ問わず対応可能です! 切断以上~フライス加工未満で、かつ製品サイズ長さ2000mm越えの案件にお悩みの方は一度お問い合わせください。

 

加工に関しても、2面フライス、4面フライス、6面フライスといったフライス加工は小サイズの一品や数物品、1000mm越えのフライス加工が対応可能です! どこへ依頼をするか迷われている方はぜひ弊社でA2017の材料から加工まで、全て丸投げしておまかせください。梱包・出荷まで責任もって対応いたします。

 

その他の加工では板よりリング形状や円板形状の加工仕上げまで。

切削加工では門型マシニングセンタ保有による大物加工や、小サイズ品まで一貫対応いたします。

~通常サイズから極厚板まで~ A2017商品ページ ←こちらをクリック!

 

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