2020.10.12
通信機器用材料販売による成長
以前の記事では、萬世興業の社名の由来を紹介させていただきました。
■「萬世興業 社名の由来」
https://www.vansei-al.com/column/?id=1601038343-851376
本記事では、萬世興業の歩み・歴史の一部を掘り下げて紹介いたします。
弊社は73年前(2020年現在)の1947年に創業者が証券会社を勤め上げ興した会社です。
当時の証券会社のお客様だった方々にご支援をいただき、材料支給は古河電気工業(株)様がメインという形で伸銅品問屋としてスタートしました。
この業界では珍しく異業種からの創業となります。
創業時は日本電信電話公社様(現NTTグループの前身)をはじめとした通信機メーカー関係のお客様に伸銅品を販売し、徐々にその取扱量も増えていきました。
その中で急成長をした背景として、黒電話の内部にあるお椀型のベルの一部を弊社より供給させていただいたという歴史があります。
※添付画像はイメージになります。
アルミ合金の販売開始
アルミ合金を取り扱うに至った背景には、現(株)UACJ様(旧古河アルミニウム工業(株))が当時日光工場でアルミ鍛造品を扱っていた際に、金型用途向けでアルミ合金の厚板を拡販ができないものかと思考・試作し、主にインジェクション成型や合成をターゲットにしたA7000系合金であるアルクイン300を開発したということがあります。
そして、1981年にはアルクイン300の在庫販売を開始し、以降共に拡販してまいりました。
現在では、金型用のみならず治工具や機械構造部品など様々な製品に使用されています。
アルクイン300についてはこちら
https://www.vansei-al.com/al300/
以上、駆け足ではありましたが、弊社の紹介をさせていただきました。
これからも歩みを止めず様々な製品をお客様にご提供し続けます。