2021.03.14
用意するのはアルミホイルとハンマーだけ
私たちが日常使用しているアルミニウムの中で最も身近なもののひとつがアルミホイルです。
家庭用アルミホイルは「アルミ箔」と呼ばれるアルミニウムを厚さ0.2mm~0.006mmまで圧延で薄く伸ばした製品の一種です。
今回はそのアルミホイルを使い、2018年にSNSや動画サイトで話題になった「アルミ玉」の作り方を紹介いたします。
作り方は非常に簡単で、まず、市販されている家庭用アルミホイル一箱(約8メートル)を全部丸めて圧縮します。
その後、その丸めたアルミホイルをハンマーでひたすら叩いていきます。
アルミホイルをひたすら叩き続けると・・・
ハンマーで叩いて丸め続けると次第に球体上になり、叩く音にも変化が出てきます。
さらに叩き続けると、均一に叩くことにより密度が高まることで、表面のシワが徐々に無くなり光沢が出始めます。
この状態まで来ればあとは仕上げのみで完成はもうすぐそこです。
腱鞘炎になりかけましたが、途中から段々と楽しくなっていき、まるでランナーズハイならぬハンマーズハイのような感覚になりました。
最後に、紙ヤスリで表面を磨き、研磨剤で仕上げることで写真のように綺麗なアルミ玉の完成です!
途中充電期間を置きながらも時間を掛けてようやく完成しました。
アルミニウムのリサイクル性や加工性の良さを肌で感じることができると思うので、是非ともチャレンジしてみてください。
今回のアルミホイルの記事の他、コラムでは弊社製品や身近なアルミニウムについて紹介しています。
よろしければ下記URLよりご覧ください。
■「A5052の特徴・加工について」
https://www.vansei-al.com/column/?id=1656392051-514103
■ 「身近な存在のアルミニウム 花火」
https://www.vansei-al.com/column/?id=1597984351-617215