2022.07.07
A6063S 特徴について
A6063Sとは、6000系(Al-Mg-Si系)アルミ合金に分類されるアルミ合金です。
6000系アルミ合金は、主成分としてアルミニウムにマグネシウムとシリコンが添加されており、A6063Sは、A6061より強度は劣るものの、優れた押出加工性を有する6000系熱処理型合金です。
A6063Sは、多種多様なアルミ合金の中で、押出加工性が優れる利点から、押出用材料として、建築材・土木材・自動車用材・家電製品など私たちの生活に馴染み深いアルミの素材です。
押出加工により高精度の製品を成形が可能なため、L字アングルやチャンネル、平角棒、パイプなど様々な断面形状の取り扱いがございます。
また、アルミニウムの特徴である酸化皮膜を形成することから耐食性も良好です。かつ、陽極酸化処理性(アルマイト性)にも優れ、表面にアルマイトを施した製品も取り扱っております。
主な用途は、アルミサッシ、各種構造用関連、内外装関連(ドアや窓)などに利用されています。
A6063S 取り扱い・加工のご紹介
弊社では平角棒、四角棒、チャンネル、アングル、丸パイプ、角パイプなど様々なA6063S材料を取り揃えております。
サイズも幅広く取り扱っており、定尺品より各種切り売りが可能です。
切断は通常切断はもちろん、フライスより精度を求めない場合は弊社保有の精密切断(Mカット+)を要望に合わせ大小サイズ問わず対応可能です! ※平角棒、四角棒、アングルなど形状・サイズによります。
加工に関しては、2面フライスによる端面加工仕上げをはじめとした小サイズの一品や数物品まで対応可能です! どこへ依頼をするか迷われている方はぜひ弊社でA6063Sの材料から加工まで、全て丸投げしておまかせください。梱包・出荷まで責任もって対応いたします。
また、横穴タップ加工やレーザー加工など各種加工の一貫対応いたします。
※形状・サイズによってはご希望に沿えない場合もあるため、加工内容については都度お問い合わせください。
写真はA6063Sアングル切断品に横穴タップ機で加工したものとなります。
≪A6063S 取り扱い品≫