2022.07.12
KN520 特徴・取り扱いについて
特殊連続鋳造材であるKNシリーズは、スラブ材(圧延用鋳塊)よりご希望のサイズへの切断を実現し超大型ブロックの提供を可能にしています。
3つのシリーズ展開をしている中でもKN520はA5052相当品となり、KN500と共通して加工歪みが小さいという特徴をもっています。そのため極厚板や広幅と呼ばれる通常圧延材では対応不可能なビッグサイズでの材料提供ができます。
もちろん小サイズも対応しており、切削性にも優れる観点から弊社は材料調達~各種加工まで一貫して承っております。
用途としては半導体・液晶製造装置関連、各種治工具(ベース板、航空機治具、機械部品)
切削加工品として幅広く使用されております。
物性比較・歪み量データに関してはリンクの弊社KNシリーズの商品ページをご参照ください。
弊社KN520 加工のご紹介
通常品・広幅品・特注品と用途に合わせて材料を調達し、フライス加工(2面フライス、4面フライス、6面フライス)や追加工で吊穴タップ加工や門型マシニング加工機を使った切削加工まで、弊社では対応し梱包から出荷までは対応可能です。
弊社は過去KNシリーズの取り扱い実績数として2,000件以上ございます。
その中で弊社にて追加工や実績の数例としては記載しますと、
---実績例---
t 450 x 527 x 695 1枚 を外周フライス6F後、マシニングセンタにて窓穴あけ&面取り加工をしご納入。
t 395 x 508 x 555 3枚 を板厚と幅方向のみのフライス4F後ご納入。
などなど。
その他の加工では、板より円盤・リング形状の加工仕上げまで。
切削加工では門型マシニングセンタ保有による大物加工や、小サイズ品まで一貫対応いたします。
納期や特殊形状、大物・長物でお困りであれば是非とも材料から加工まで、全て丸投げしておまかせください。梱包・出荷まで責任もって対応いたします。