2022.08.03
A5056 特徴・取り扱いについて
A5056はA5000系アルミ合金の一種で、主成分としてアルミニウムにマグネシウムが添加されており、アルミ合金の中で中程度の強度を有する5000系非熱処理型合金です。
A5056はA5056B、A5056丸棒とも呼ばれ、A5052と比較し添加物質のMg(マグネシウム)を多く含有させ、強度を高めてます。
多種多様なアルミ合金の中で、程々の強度を持ちながらも疲労強度が優れる利点から、一般材として広い分野に使用されている最もポピュラーなアルミの素材となります。
特徴は耐食性、切削加工性、陽極酸化処理性(アルマイト)が良く挙げられ、バランスが良いことから丸棒で最も多分野にわたり使用されているA5000系合金丸棒です。
アルマイト処理も良好でありマグネシウムが添加されているため熱伝導率がよく、中程度の強度もあり切削性に優れます。
主な用途は、精密加工部品、光学機械部品(カメラ関連等)、通信機器部品など。
弊社A5056 加工のご紹介
弊社では外径10φ以上の細径~太径のA5056丸棒、定尺品のサイズを多く取り揃えております。
切断品をご所望であれば25φ以上は最小1個から切断をいたします。
在庫サイズ:外径10φ ~ 300φまで。
メーカー:株式会社UACJ 製品、日本軽金属株式会社 製品。
と幅広く在庫し、定尺品より各種切り売りが可能です。
切断加工は通常切断はもちろん、端面の仕上げ加工まで、ご要望に合わせ大小サイズ問わず対応可能です! 丸棒から板形状のブロックへのフライス加工も対応可能です。お悩みの方は一度お問い合わせください。
加工に関しても、太径の旋盤加工や、穴あけ加工、深孔(深穴)加工の一種であるBTA加工まで。長尺サイズのBTA加工が対応可能です! どこへ依頼をするか迷われている方はぜひ当社でA5056の材料から加工まで、全て丸投げしておまかせください。
弊社加工対応種類:ノコ切断、バンドソー、異形切断、端面フライス仕上げ、各種切削加工、BTA方式深孔明け加工など。
最小1個から、ご対応いたします。お気軽にお問い合わせください。
加工内容の案内ページ ←こちらをクリック! BTA加工も請け負います。