2024.12.27
そうだったのか!アルミ厚板の基礎知識
~現場のプロが明かす、選んで得する材料の話~
「えっ!これ、アルミなの!?」
私たちの日常で目に映ったり身近なものにもよく使われていることは、なんとなく知ってはいるけれどこんな分厚いのがあるだなんて・・・。
そう工場見学に来た方々が、よく驚かれる反応です。
弊社では厚板と呼ばれる重厚な機械や装置に使われている分厚いアルミ板を在庫し切断、加工を行っております。
厚板と呼ばれるアルミ板は実は、私たちの周りで縁の下の力持ちとして大活躍しているんです。
■A5052:みんなの「お気楽さん」
・性格:とにかく扱いやすい
・特技:サビ知らず、水にも強い
・なぜ人気:面倒くさがり屋さんに最適
■A6061:頼れる「力持ちさん」
・性格:しっかり者だけど少し手間かも
・特技:熱処理でパワーアップ
・なぜ人気:精密な仕事の強い味方
実際の声:
「A5052は初心者でも扱いやすい!」
「A6061は手間かかるけど、それだけの価値アリ!」
【目から鱗の強さ比べ】
重さ比べ(同じ大きさで):
鉄:スポーツカー並み
アルミ:軽自動車並み
→ なのに負けない強さ!
耐久性比べ(10年使用後):
鉄:サビだらけでガタガタ
アルミ:ほぼピカピカのまま
→ メンテ費用が激減!
【現場で聞いた衝撃の事実】
あるベテラン工員さんの話:
「最初は『アルミで大丈夫?』ってみんな心配してたんですよ。
でも10年使ってみたら...『もう他の材料には戻れない!』って声だらけです」
実例で見る!選んで正解だった話
ある食品機械工場での導入例:
Before(鉄製の時):
・重くて女性には辛い
・サビが出る度に大騒ぎ
・修理費用がかさむ
After(アルミに変えて):
・軽くなり女性でも台車やハンドリフトで移動がスムーズ
・清潔さが続く
・修理費用がほぼゼロに
A社さんの本音:
「正直、最初は高いと思いました。
でも今では『もっと早くに萬世興業さんからアルミ板に変えとけばよかった!』って後悔してます」
町工場K社での挑戦:
最初は不安だった厚板加工
↓
専門家に相談、コツを習得
↓
今では町一番の技術に!
職人さんの声:
「最初は苦手意識あったけど、今じゃアルミ加工が得意分野。
お客さんからの評判も上々です!材料は萬世興業さんから買わせてもらっています!」
材質選びのウラ技、教えます!
こんな時はA5052:
・JIS規格や一番流通性がある物を安心して使いたい
・メンテは極力したくない
・予算はできるだけ抑えたい
→ 要は「楽チン」派に最適!
こんな時はA6061:
・精密な加工が必要
・A5052より少し欲しい
・多少の手間はOK
→ 要は「こだわり」派に最適!
6-8mm:
「まずはここから」の定番厚み
・作業台や機械カバーに最適
・扱いやすさ◎
・コスパ◎
8-12mm:
「しっかり派」の定番厚み
・大型装置や重要部分に
・強度に余裕あり
・長期使用も安心
12mm以上:
「攻めの厚み」
・特殊な用途に
・強度最重視
・プロ向き
見た目の値段:
鉄 < アルミ
「えっ、高っ!」
10年間トータルコスト:
鉄:材料費+塗装費+修理費+...
アルミ:材料費だけ!
「えっ、安っ!」
あるB社さんの声:
「最初は予算オーバーで悩みました。
でも、メンテ費用なしで10年以上。
結果的に大正解でしたね」
まとめ:選んで損なし!厚板アルミの実力
今さら聞けない、でも知ってトクする
厚板アルミの選び方:
1. 楽して使いたい → A5052
2. とことんこだわりたい → A6061
3. 予算で迷ったら → 維持費まで考える
4. 厚みで迷ったら → 8mm前後から検討
※実際の採用時は、専門家に相談することをお勧めします。
でも、このコラムを読んだあなたは、
もう「材料のプロ」に一歩近づいています!
弊社ではSNS上でアルミ板の切断やフライス加工の動画もアップロードしております。
アルミに関しては萬世興業まではお問い合わせくださいませ!
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