豆知識 - アルミ合金と切削加工の材質を比較!どの合金をえらぶ?

2025.03.05

アルミ合金と切削加工の材質を比較!どの合金をえらぶ?

材料と切削加工の関係性  アルミ合金の選び方

 

みなさんは「アルミ合金」と見聞きしたときに、何を思い浮かべますか?

どこかで見たことがある材料だったり、軽くて丈夫だったり・・・そう。実は、このアルミ合金呼ばれる子たちは、切削加工の世界では奥がとっても深い素材なんです。

今回のコラムでは切削加工時によく使われやすく、奥が深いアルミ合金のことを共に学びましょう!

 

切削加工とは、簡単にいうと金属を削り目的の形状にする技術です。でも、全てのアルミ合金が同じような条件で削れるわけではないんです。

少しとっつきにくいように聞こえるかもしれませんが、料理でいうと「包丁で切りやすい果物や野菜」を選ぶようなものだとイメージしてみてください。


 

A5052 合金 - 「人気者」タイプ

特徴

切削性:★★★★☆
硬さ:比較的に柔らかめ
得意分野:切削加工、薄板加工、曲げ加工 弊社では主に切削加工時に使うことは多いです。
向いている現場:半導体製造装置関連、産業用機器、電子機器、看板、建築資材
加工のコツ

・低速回転の切削工具が最適
・振動を抑えやすい
・仕上がりがなめらか


A6061 合金 - 「オールラウンダー」タイプ

特徴

切削性:★★★★☆
硬さ:中程度
得意分野:精密部品、機械部品
向いている現場:半導体製造装置関連、自動車、航空機部品
加工のコツ

・多用途で加工しやすい
・熱処理後も加工可能
・中速回転の切削工具で安定加工


 

ジュラルミン、超々ジュラルミンと呼ばれるアルミ合金

A2017 合金 - 「プロフェッショナル」タイプ

特徴

切削性:★★★☆☆
硬さ:やや硬い
得意分野:高精度部品、航空宇宙
向いている現場:航空機、精密機器
加工のコツ

高速切削に向いている
冷却が重要専門的な技術が必要

細長いとソリ歪みがでやすい


A7075 合金 - 「頑強」タイプ

特徴

切削性:★★☆☆☆
硬さ:非常に硬い
得意分野:高強度が求められる部品
向いている現場:軍事、航空宇宙
加工のコツ

加工性はあまりよくない
腐食性が弱点
高速・高圧の切削が求められる


 

萬世興業が在庫するA7000系相当合金

アルクイン300 - 「切削性も兼ね備えた優等生」タイプ A7000系相当

特徴

切削性:★★★☆☆
硬さ:硬い ※A7075よりシンプルな強度は劣ります。
得意分野:あるていどの強度を保ちつつ切削性を活かせる、金型用材料、精密加工
向いている現場:治具、金型用材料、高性能機器
加工のコツ

A7000系合金の中ではソリ歪みがでにくい。
A7075より腐食性に優れる。


これ以外にも様々なアルミ合金がありますが、選び方のポイントとして、

求める強度は?
加工の精度は?
使用環境は?
コストは?
加工の難易度は?


これらを総合的に判断して合金を選びましょう!


もっと詳しく知りたい方へ

アルミ合金の専門家に直接相談したい! そんな方は、萬世興業にお問い合わせください。

電話:0120-153-312
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特別コラム:アルクイン300の秘密

アルクイン300はA7000系相当で、A7075と比較して腐食性にも優れ切削性も改善した、弊社萬世興業のみが在庫販売しているUACJが製造している材料です。

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