今回、最重要ポイントとして搭載される規模感もあり外観の統一性が要求されました。表面色がバラバラだと一体感がなく、違和感が発生いたします。その点に関して細心の注意を払って製作対応を行いました。
チタンのバフ研磨は番手にもよりますが熟練の職人にかかれば、まるでステンレス材のような表面色になります。
協力会社様の尽力もあり、この状態になるまで約2ヶ月以上かかりましたが、無事に納品がかないました。
用途としては温室効果ガスの測定を行うための海洋気象観測船。こちらの船首に搭載する観測機器の空気取り入れ口の部品となります。